レビトラでED治療

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2016 / 5月

レビトラが処方できない場合

レビトラだけでなく、ED治療薬全般に言えることですが、硝酸剤とレビトラは併用禁忌薬とされています。硝酸剤は、高血圧症や心筋梗塞などの生活習慣病の治療薬として用いられることの多い薬です。レビトラは、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)の働きを阻害することで、血管平滑筋で一酸化窒素の弛緩反応を増強する薬です。そのため、血圧が低下することになります。高血圧症などで服用される硝酸剤を使用している人がレビトラを服用すると、急激な血圧低下を招いて、最悪の場合死に至るおそれがあります。そのため、硝酸剤とレビトラは併用禁忌とされています。硝酸剤には飲み薬だけでなく、貼り薬や吸入薬、塗り薬など様々なタイプがあります。こういった薬を処方されている人は、医師の診断を受けて、もし禁忌にあたるのであれば使用を断念してください。

このほか、心臓系の疾患のある人の一部にはレビトラは処方されません。HIV治療薬や、内服の抗真菌薬などとの併用も禁忌とされています。レビトラによって血中濃度の上昇が過度の場合、心臓や血管への負担が高まるため、副作用が強く出るケースが考えられます。低血圧症、高血圧症、また不安定性狭心症の方には処方されないことがあります。性行為は血圧、心拍数を増加させます。勃起不全の治療を始める前には、脳や心血管系に異常がないかどうか判断する必要があります。脳や心血管系の状態によって性行為自体が不適用と考えられる場合には、レビトラは処方されません。

一部の肝臓疾患でも、レビトラの使用が禁忌となることがあります。肝臓のクリアランス能力の低下を招く危険性があるためです。血液透析が必要なほどの重度の肝障害のある患者では、レビトラは併用禁忌です。また、網膜色素変性症でもレビトラは処方されません。レビトラはPDE5阻害剤ですが、若干のPDE6の阻害作用も臨床実験で明らかになっています。網膜疾患ではPDE6を阻害してはならないため、禁忌として設定されています。




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